こんにちは!mentaiudonです。…明太うどんです。
好きな食べ物は明太子です。何の捻りもなくてすみません(っ’ヮ’c)
私はつい最近まで転職活動をしておりました。そんな身で無事(?)キャリア迷子部屋に迷い込み、広報部として活動することになりました。よろしくお願いします。
初執筆の今日は、大苦手の面接に挑む際の心構えとしてキャリア迷子通信の管理人さいとぅーさんに教えていただいて心がスッと楽になったお話しを皆様にシェアしたいと思います🫶🏻
自分語りになってしまい大変恐縮なのですが、私自身が他者の悩みや経験談を通じて自分のモヤモヤを明確化していくタイプなので、何かしらになればな…と思い書かせていただきます!
悲しい経験
私はMBTIはESFP(エンターテイナー)の、普段はあなたは何の悩みもなさそうだねと言われるような陽キャです。笑 初対面の人でも会ったことあるかのようなテンションでお話しするのが楽しいですし、電車の中では暇だから隣や目の前の知らない人とお喋りできたらハッピーなのになーとも思います。
でも面接だけは本当に苦手で…
言葉が上手く出て来ず、えーっとえーっとを連発。面接官のお姉さんに「mentaiudonさんはご自身で認識している姿と私が今日の面接でお話しして持った印象とに乖離があるようです。」と言われた時には、今日初めて会ったあなたなんかに私の何がわかるんだよー!!と心の中で大逆ギレするほど、さすがにグサッときた経験でした。
なぜ面接が苦手なのか
それは面接は自分を評価される場であると思い込んでいたところにあると思います。採用する側の企業が優位な立場にいて、その企業に認めてもらうために自分の至らないところを隠す必要があると。
そんな考えだった私は企業に良く見られるように意識し、マイナスに受け取られかねない自分の本音を隠すことに必死になっていました。面接官に私の人物像は伝わらず、よく分からない人、印象のない人と映っていたのではないでしょうか。
採用担当経験者のさいとぅーさんに面接練習をしていただいた際には「隠すところが変!」と講評をいただきました(笑)
心にギャルを宿した結果
そんな私もあることを知ってから、面接は面接官と求職者が互いに必要な情報を得るためのコミュニケーションの場であるという意識に変わり、以前よりも楽な気持ちで面接に臨めるようになりました。
ここまで読んでくださった方は、心にギャルとは!?!?!という感じだと思いますが
「私こんな感じだけどマッチングしたら採用してよ✌️」
このマインドで面接に臨むことを心にギャルを宿すと呼んでいます(笑)
評価される場→コミュニケーションの場と意識転換できるようになった理由は、面接官が何を思い面接に臨んでいて何を得て帰りたいのかを理解できたことにあると思います。
面接で面接官が測りたいこと
面接官は大きく2つの目的を持って面接に臨んでいるそうです。
- 職務経歴書に書いてある内容の確かめ
- 求職者のコンピテンシーの把握
1点目は職務経歴書に書いてある内容が本当か、またその過程はどのようなものだったのかを問う質問が行われます。
どこまで自分の裁量と頭を使って仕事をしていたのか?目の前の自分の業務のみでなく、ミッションレベルで理解して働いていたのか?
これを確かめるために職務経歴書の内容を元に深堀りが行われます。
ここについてはもっと詳しくお話しできる方にお願いできればと思うので、本記事では私的に目から鱗だった2点目の「求職者のコンピテンシーの把握」をテーマに扱います。
コンピテンシーとは
さて、私はここで初めて知る言葉が出てきました。コンピテンシーとは何でしょうか…?
コンピテンシー…高いパフォーマンスを発揮する人物に共通して見られる「行動特性」を指します。Competencyという英語は「能力」「資格」「適性」などを意味しますが、ビジネスの場では、職務で優れた業績や成果を生み出す個人の行動特性を示します。
コンピテンシーとは?意味や人事評価、面接での活用を解説 – NECソリューションイノベータ
すみません、何を言っているか分かりません😭
ではコンピテンシーの説明でよく用いられる氷山モデルを用いて見てみます。
コンピテンシー評価とは|項目例とシートの書き方やメリット・デメリットを解説
上記の図は行動の目に見える部分は氷山の一角であり、実際に氷山を動かしているのはその水面下の大きな部分であるということを表しています。
なるほど、コンピテンシーは行動の基になっている「性格」「動機」「価値観」といったものを指すのですね。
職務経歴書で明確化された「知識」「技能」「行動」そのものではなく、そこに至る理由となった根源の部分、といったところでしょうか。
コンピテンシーを取り入れた面接では、自社で高いパフォーマンスを発揮する人物に共通して見られる「性格」「動機」「価値観」を基準にして、近しい行動特性を持ち合わせているかという観点で求職者を見ます。
出来事や経験に関する質問をし、その回答から自社に必要な人材となる行動特性を持っているかを確認するのだそうです。
この「コンピテンシー」は職務経歴書や履歴書を見ることで大枠を掴むことができる「スキル」や「経験」と比較して可視化が難しい部分になるため、面接官にとっても面接の時間内でしか得られない情報≒積極的に得たい情報となるそうです。
なるほどなるほど(っ’ヮ’c)
そこで私は考えました。そもそも私自身の「性格」「動機」「価値観」が面接官に伝わらなければ、採用するか否かの判断の土俵にすら乗ることができないのではないか?
そんじゃらば、面接官に良く見られるためにあくまでも自分が予想しただけの正解に自身を当てはめるのではなく、自身の性格や動機・価値観を相手が掴めるように分かりやすく伝える方が良いのではないか…?
自身について真っ直ぐに伝えた上で、企業の求める人物像と合うのであれば次のステップに進むという努力の方向性にするほうが、入社後も見据えた上で自身と企業にとって幸せな結果になる。そのように解釈をしました。
振る舞いの変化
ここからはただ個人的に意識した内容になります。
面接官にとっての面接の目的を知った私は、「最も力を入れて取り組んだこと」「苦労したこと」「どのように壁を乗り越えたのか」という面接の鉄板質問への受け答えの中で「〜と考えたので」というフレーズを散りばめるようにしました。
面接官に深堀りして欲しいポイントを小出しにし、深堀への回答の中で自身の考えや価値観をありのまま伝えました。
…と、色々意識した風に書きましたが、何よりも「コンピテンシー」という概念を知ったことで私の考えが間違っているかも(;´・ω・`)という雑念を取っ払えたことが面接への抵抗感を軽減する1番のきっかけであったように感じます。
もちろん自社の目的を果たすために必要な人材を採用する場である面接において評価の要素がない訳ではありませんが、それは企業側が決めることでありこちら側にはどうしようもない…!それならば自分は自分の人物像を伝えるということにフォーカスしよう!という心持ちにすると、穏やかな気持ちで面接に臨むことができました。
心に宿ってくれたギャルさん、ありがとう。面接の時以外にもときどき下りてきて私の味方になってね🫰🏻
拙い記事にはなりますが、アリの足の裏ぐらいの大きさにでも、何かになると嬉しいです🐜
ここまで読んでくださった皆さん、記事を書かせてくださったさいとぅーさん、ありがとうございました!
キャリアに迷える子羊さん仲間の方がいらっしゃいましたら是非こちらへ。相談する人、相談にのる人。会話に参加しなくても学びがたくさんの優しいコミュニティです。
キャリア迷子部屋|キャリアについて迷子になりながら雑談をするお部屋
コメント
コメント一覧 (11件)
心にギャルを宿すのが突然すぎて笑いました。
そしてタイトルのノリに対して中身がしっかり引用引っ張ってきながら真面目な内容。
今後も広報部で真面目ギャルブランドを築き上げていってくださいね。
私も面接が苦手&自分のことを隠しがちなので、心にギャルを宿していきます♡
明太うどん美味しいですよね。
アラフィフにしてたまに面接受けてますが、「ああん?アタシを採るのが御社に取ってどういうことかわかってる?」ってノリで受けてます。
足りたいところに対してめちゃくちゃきちんと対策を打たれているのでスゴイ!って思いました…。
私もギャルを心に宿します❤️
(明太うどん、めちゃたべたい…)
人物像を伝えることにフォーカス、なるほど!!!なるほど!!!!!!
たしかに評価もマッチングも企業側の判断ですものね。
コンピテンシー実は最近も他所で聞いたのですが怠惰にスルーしてました。資料読んでみます、、!
隠すところが変って、、笑いました
でもすごくためになりました!
確かに、面接官に良く見られるための正解に自身を当てはめるのではなく、自身を分かりやすく伝える事に専念すると良いんですね。
初コメ失礼します!
何故コンピテンシーにフォーカスするかを企業側の目的に落とし込めているのが素晴らしいなと思いました。不変の要素をなんとかするではなく、変数をどう表現するかは面接ではなくとも大事な考え方ですよね。
私も面接が苦手なのでよく分かります!
コンピテンシーの説明とそれを読み解き、自分でどう解釈させて面接で対応する心構えを変えるかが分かりやすく書かれていてためになりました!
ありがとうございます✨
ギャルは正しく自己肯定してるので尊敬します。
おじさんだけどカラコンしたくなったので探してみます!!(なぜ
コンピテンシーの説明読んで、「すみません、何を言っているか分かりません」って思ったら、同じこと思ってて笑いました。
明太うどんさんとリアルでお会いする機会があれば、コンピテンシィー!!って言いながらハイタッチしたいです。
[…] 前回心にギャルを宿したら面接時の心が軽くなったお話という記事で面接の時の心構えについての記事を書かせていただきました^^ […]