迷いながら進んだ転職活動記

はじめまして、まっきーと申します!
ディレクションとデザインを生業に、わんぱくに生きています!

最近までさいとぅーさんにお世話になりつつ転職活動をしておりました。今回の転職は今後のキャリアについてかなり迷ってしまったと感じています。この記事では、私の転職活動とキャリア形成についてお話ししたいと思います!

目次

自己紹介

冒頭でも書きましたが、私はディレクター兼デザイナーとしてクリエイティブ制作に携わってきました。
以下略歴です。

  • 1社目:新卒デザイナー
    • 新卒でデザイナーとして入社し、チームの一員として経験を積みました。
  • 2社目:一人でゴリゴリ作るデザイナー
    • 人数が少なく一人で業務完結。いつの間にかデザイン陣のリーダーに昇進しました。
  • 3社目:ディレクター兼デザイナー
    • ディレクター兼デザイナーとして働き、後半は社内広報にも挑戦しました。ベンチマークがない中で自分で課題を考えて戦う日々でした。

制作会社は従業員が10人前後の企業が多く、一人の業務量が多い傾向があります。職人気質が根強く、教えてもらえる環境は稀でした。経験年数が上がるほど即戦力として対応されることが多く、自分で疑問点を洗い出し解消する術が必須となります。その結果、私はそこそこの戦士になりつつあります(体を壊すことも多いので注意が必要)。

なんでも屋ってこうやって生まれるのか…ドコドコ┗(^o^)┛ドコドコ┏(^o^)┓ドコドコ

転職のきっかけ

転職を始めるきっかけは様々あると思います。私の場合、業務内容が「やりたいこと」からズレてきたことが主な理由です。

「やりたいことってそもそも何よ?」ってなりますよね?例外なく私もその壁にぶち当たりました。なので一旦その問題は置いておき、「できること」は何かを探ることにしました。いわゆる〈自己分析〉ですね。この分析をする際に「やりたくないこと」「モラル的に許せないこと」も合わせて書き出しました。

「この人のイラストをトレースして!」とかユルセナイ…(#゚д゚)

いざ転職活動!

3社を経て、今後どんなことをしていくか悩みました。やりたいことがわからないし、今までの経験を活かしたいし…ということで、様々な業種に広げて転職活動することにしました。

  • 営業
  • Webデザイナー
  • Webディレクター
  • アートディレクター
  • クリエイティブディレクター

応募する企業によって、業種に対して求める役割が違います。なので「作る」ことだけでなく「考える」ことが可能な企業に絞って応募していました。

転職書類の作成

「モノづくり」の業界では、転職時に履歴書、職務経歴書、ポートフォリオの提出が求められます。履歴書と職務経歴書は一般職と同じで、所属の履歴とやってきた実績を書いていきます。ポートフォリオでは担当案件の具体的な内容を記載します。担当領域や考え方、細かなスキルなどです。今回の応募先はディレクターが多いので、企画書のような形式で制作しました。

どの書類もさいとぅーさんに助けてもらい完成しました…!
午前3時にポートフォリオを投げつけてゴメンね???(°▽°)←

応募から面接まで

書類ができたら応募です。しかし、多くのサービスを利用して感じたのは圧倒的な求人の少なさでした。ディレクションやデザインの求人が多いのは東京が筆頭で、その他の地区は東京の5分の1程度。さいとぅーさんにも求人を紹介してもらいつつ、自身でもエージェントや大手転職サイトなどを利用してなんとか求人を探しつつ応募していました。

デザイン業界は企業サイトに直に求人が掲載されていることもありますが、企業規模や従業員数が多い企業は外部の転職サイトを利用する傾向があるので、いくつかのサイトに登録して求人を閲覧していました。次の企業では経験が活かせるか、給料はどうか、勤務時間はどうかなど、いくつも希望が出てきます。理想が高い人の部屋探しレベルです。

カジュアル面談から面接まで

求人が少ないながらも30社ぐらい応募しました。その中で書類選考は3分の1通りました。営業は未経験でしたので、書類も通らず…その時点でディレクターかデザイナーに進む道が絞られました。

カジュアル面談と一次面接では自己紹介と企業側の紹介を伺うことが多かったです。さいとぅーさんとの模擬面接の甲斐あって、面接は過度に緊張せず取り組めました。

面接内容の振り返り

いくつかの面接を経てWebデザイナーとWebディレクターの応募は次に進まないことに気がつきました。後に面談、面接内容を振り返ると以下のことが分かりました。

  • 分業がはっきりしているので、明確に部分的に特化した専門技術が欲しい。
  • コーディング技術は「歓迎要件」だったが、実は「必須要件」ぐらいは持ってて欲しい。
  • グラフィックの経験が多く、求めている領域と合わない。

ここからさらにアートディレクター、クリエイティブディレクターへ応募を絞りました。

最終的な決断

最終的に内定までいったのはアートディレクターとクリエイティブディレクターでした。やりたいこととリンクできた「アートディレクター」のほうに決めました。もちろん、最終的には会社規模や福利厚生なども照らし合わせています。現実は大事ですからね!

迷子を繰り返し色々挑戦したけど、最初の案が一番ええやん…?(´・_・`)

おわりに

紆余曲折ありながら8ヶ月の転職活動を終えました!かなり悩みながら活動したし、次に行く企業も悩みました。ここまで悩んだので、自分の決定に後悔はありません。色々手探りの状態から決断まで模索しましたが、納得のいくキャリア形成に至ったと感じています。

迷子になって、そこから答えが見つかることもあるので、安心して自身の進む道を探してください!

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この記事を書いた人

アートディレクター兼デザイナーのまっきーです。
色々やりすぎて、なんでも屋になりつつあります。

キャリア迷子ではLINEオープンチャットを中心に皆でキャリアについて話しあうコミュニティです。
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キャリアについての個別相談をしたい・・・!という方に向けてキャリア迷子センターも開いています。
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コメント

コメント一覧 (4件)

  • >迷子になって、そこから答えが見つかることもある
    キャリア迷子にとって、お守りになるお言葉だと思います。
    素敵です。

    やりたいことより「できること」を探すのって大事ですね。
    私は、自分のやりたいことを探しても見つからなくて「やりたいこと迷宮入り」になった時もありました笑
    キャリア迷子コミュニティでも「やりたいこと探し」の話題は時々見かけますから、まっきーさんの記事には勇気づけられるのではないかと思います。

  • 自分の経験職種とは違いますが
    悩むことは万人共通なんですね。

    「やりたいことってそもそも何よ?」
    でも、そこですぐ、できる事を考えて
    自己分析なさったのは、すごいです。

    迷子だからこそ見つかる事もありますよね。

  • >「やりたいことってそもそも何よ?」ってなりますよね?例外なく私もその壁にぶち当たりました。なので一旦その問題は置いておき
    これがなかなかできないもので、素晴らしいと思いました。

    >この分析をする際に「やりたくないこと」「モラル的に許せないこと」も合わせて書き出しました。
    避けたいことを明確にしておくことは大切ですね。

    とても参考になります!

  • 迷いながらも最適解を探し出し、自分にしっかりと向き合ってキャリアをちゃんと伸ばされているところ、さすがまっきーさんだなと思いました

    できることがたくさんあっても、それが「やりたい」に直結しているかはまた別ですもんね。そしてその答えは、自分の中にしかない。

    転職活動にじっくりと取り組まれて「自分の決定に後悔はありません。」と言い切られているところがめちゃくちゃカッコ良くて好きです!!✨

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