転職先の業務に驚くほど興味が持てなかったので転職したらやりたい事出来て条件も良くなった人のお話

キャリア迷子駆け込み相談部屋の転職活動終わった人振り返ってみたのコーナー第四弾です。
今回の方は、商品企画の仕事からWebディレクターになったものの全然合わなくて半年で転職を決意したお方です。

名前:Mさん
職業:Webディレクター⇒商品企画
転職前年収:300万円
転職後年収:477万円
住んでる地域:関東地方
就活時にさいとぅーが手伝った事:
書類チェック・面接練習・求人や企業の内容についてのチェック・その他こまごまとした質問。


さいとぅー:転職をしようと思ったきっかけはなんでしたっけ?僕の認識だと、1社目の商品企画の仕事が凄く楽しかったんだけど、会社の業績的にも先細り感があって、将来の事を考えて転職が必要だと思うようになって、結果的にWebディレクターになったんだけどやっぱり1社目でやってたモノづくりに関わる仕事がしたい!ってなって転職をすることにした!んでしたっけ?
Mさん:そんな感じですね
さいとぅー:あれ、結局Webの方は何か月居たんでしたっけ?半年?
Mさん:ぴったり半年ですね。
さいとぅー:たしか有給をギリギリ貰えてそれを使えたぐらいって言ってましたね
Mさん:あ、そうです。使えますか?って聞いてみたら使えたので使ってみました!www
さいとぅー:ちょっぴりラッキーでしたよねwww。ただ、今回は就活開始時からも懸念でしたが、いわゆる短期離職者になったわけじゃないですか。
Mさん:そうですね。
さいとぅー:ただ、そこそこ書類は落ちたけど、意外とぬるっと1社決まってしまった感じでしたよね。
Mさん:そうですね。元々今回の転職は、1回目の転職でミスマッチのようなものを凄く感じたので、ミスマッチが無いようなところを目標に、焦らずいこうっていう目標を立てていたんです。なので、本当はもっと時間がかかるかなって思ってたんですよね。ただ、そう思ってたんですがぬるっと・・・。wwwww
さいとぅー:ぬるっとでしたねぇwwwwただこのインタビューしている現在は入社前なのでちょっぴりまだそわそわしますね。
Mさん:まぁそうですね。でも、面接のときとかも話をしていてなんとなく肌が合いそうな人たちだなっていうのは感じたので。
さいとぅー:聞いてる限りウェルカム感が凄くありましたよね。
Mさん:かなり。2回目の面接、めちゃくちゃ身構えていったのに、1回目の面接と同じ質問で、とりあえず確認だけ~みたいな雰囲気で。
さいとぅー:しかも初回と同じ方が面接に参加してくれていて、応援してくれている感じがあったって言っていましたよね?
Mさん:そうです。3人中2人は前回いらした方で、なんか微笑ましく見守っててくれましたね。どこで刺さったのかはよくわからないんですけど。
さいとぅー:面白いですねwww
Mさん:でも、1回目の面接は確かにちょっとリアクションが良かったというか、自分の主張に対して理解があったので、なんかその、自分のやりたい事と、向こうが考えていたり求めている事がちょっとマッチしていたら良いなぁって思っていました。
さいとぅー:Mさんは結構想いが強い系の方じゃないですか。
Mさん:そうっすね。
さいとぅー:だから多分わかりやすく伝わったんでしょうね。僕も面接前から、Mさんのキャラは喋れば伝わるって思っていたんですよね。あと熱量。1社目についての話をするときと2社目について話をするときの勢いと尺の長さが全然違うのでwwww
Mさん:嘘つけないんでwwww
さいとぅー:なのである意味面接については上手に喋れるかは半々かなぁって思う部分もありました。熱量で突っ走ってしまうので、ロジック重視のドライな面接官が相手だと相性どうかなぁとか。ただ、熱量に関しては目の前で見ていただければわかるでしょうっていうのも思っていたので、相性が良い所に当たれば順当かなと思う気持ちもありました。そしたら早々に当たっちゃったという。
Mさん:当たっちゃいましたね。
さいとぅー:応募したのって何社ぐらいでしたっけ。
Mさん:えーっと30社ぐらいですね。そのうち面談に進んだのが2.3社でした。
さいとぅー:じゃあ通過率は10%くらいって感じですね。
Mさん:そうですね。落ちたところも有形商材の所だったんですが、熱意が伝わっている感じはしたものの、向こうが求めているスキルと経験が足りなかったなっていうのもあり、ご縁が無かったねという結果になりました。ただ、そういうとことも話せた事自体は凄く良かったなって思いましたね。
さいとぅー:なるほど。でも、現職半年で抜ける形での応募なので、ぶっちゃけもっと苦戦すると思っていたんですよね。なので書類の方も思ったよりは通ったなっていう印象がありました。
Mさん:そうですね。私ももっと難しいと思っていました。
さいとぅー:あれ、条件面って結局どんな感じになったんでしたっけ?
Mさん:給与面とかですかね。なんか結果的に元々提示されていた額よりもおっきい額で頂きましたね。確か求人票には350万円~450万円って記載されていて、内定頂いたときの条件が477万円
さいとぅー:そういえば現職って300万とかじゃなかったでしたっけ?
Mさん:そうです。現職300万円ですね。
さいとぅー:1社目の楽しくやれてたっていう会社の時は・・・?
Mさん:賞与込みで350万ぐらいでしたね
さいとぅー:商品企画から結構幅広く責任と裁量を持って商材の販促をやっていたので、仕事内容的には僕的には400万円くらいの印象だったんですが、Mさんは全然その認識が無かったのをなんとなく覚えています。
Mさん:あ、そうですね。あんま年収の所は気にしてなかったです。
さいとぅー:なので僕が勝手に400万行くと良いよねって勝手に目標を立てていた記憶が
Mさん:そうですね。あとさいとぅーさんに言われた事で、350切ってくるあたりから経験不問の誰でもできる求人とか、「マーケティング」っていう言葉は付いているけど結局やる事は別。みたいな求人が増えてくるみたいなお話を聞いて、そういう基準もあるんだなぁっていうのは感じました。でも、自分の今までやってきた仕事が350万で頂いていたので、自分の実力が社会的に見て給与で見るとどのくらいの額面なのかは不安だった部分もあります。
さいとぅー:他のインタビューの方と話している時も出た話題なんですが、お金の話をするのが微妙っていう文化はまだあるなぁと思う一方、年収って数字で付いてしまう自分への評価なので、自尊心への影響もあるなぁって最近思うようになりました。
Mさん:そうですね、知り合いの話なんですけど、なんか自己肯定感と自尊心が高い知り合いがいて、彼はいつも、給与の査定とか目標設定とかそういった話をするときに、上司に「自分がこのぐらいの給与になるためには、あとどのぐらいの目標を立てたらいいですか」「最終的にはこのぐらい欲しいんですけど」っていうのをしっかり提示して交渉しているらしくって、なかなかそんなことできる人っていないのに、よくやるなと思って、
さいとぅー:そういう人凄いですよね。ただ、多分本当はそれが一番正しいんですよね。僕も新卒の時の会社の査定で、自己評価を各項目で3点満点で付けていくときに、1と2ばっかりで付けて提出をしていたら、当時の上司が「オメェここで昇給されなかったら次昇給するタイミングいつだと思ってんだ!こういう所で謙遜してると一生給料上がんねぇぞ!」っていう不思議な怒り方をしてくれて、その時に僕も自己評価は出来る限り高く付けるモノだって言うのを教えてもらいました。
Mさん:大事ですよねぇ。
さいとぅー:ただ、今回の転職でMさんは予想以上に評価がされてしまったのではないかと。
Mさん:そうですね。ソワソワしました。かなり高く見積もられていない?大丈夫?って。面接のときって頑張っちゃうんで、自分の事を大きく見せようとして、結果的に大きく見せすぎていないかな?とか。
さいとぅー:確か内定通知を貰った後に人事の方に直接確認のお電話されていましたよね?どうでした?
Mさん:そうですね。次入る部署が新しい部署という事もあり、面接の時点で「これからやっていく仕事を一緒に考える所からやって欲しいです」みたいなことを言われていて、面接時に深堀出来ていなかったなと思った事を確認したり、やりたい事に対してスキル不足があったら額面の事もあるので申し訳ないなと思って確認したんですが、面接時にお伺いした以上に難しい要求をされるわけでもなく、向こうにも嘘はなかったんだなと安心しました。
さいとぅー:僕は伝え聞いているだけですが、コミュニケーションがオープンな感じがしますよね。
Mさん:そうですね。特に人数もそんなに多い会社でもないので、確か現在で50人~100人くらいの規模なので。意見も通りやすい規模感だと思いますし、環境的にも言いたい事言える環境の方が良いなぁと思いますね。
さいとぅー:ですね。その為には最初はまずなじむために頑張らないと
Mさん:はい。1番目の会社でよく言われていたんですが「キーマンを探せ!」みたいな。1年目に研修で言われた時には全然ぴんと来ていなかったんですが、社会人5.6年目となってくるとあの時の研修が凄く役に立つなぁって思います。当時は1ヵ月みっちり社会人基礎力みたいなことをずっとやらされていて、全部座学でつまらないなって思っていたんですが、勉強していて良かったとか、教えてもらえる機会を得て良かったっていう気持ちが強くなりました。
さいとぅー:いやほんと、座学ってジワジワ効いてきますよね。
Mさん:はい。大学生の時の会社選びの時も一応、新人研修とかしっかりやったり、新卒の子をちゃんと育てる力がある会社に行きたいっていう意思があったので、そこの会社選んで良かったなぁというのは今になっても感じています。今の半年勤めていた会社の方では、同い年の人でも敬語が全然使えない方とか、メールのフォーマットもいまいち使いこなせていないところを見ると、やはり基礎的な事を教わる機会って大切だなぁと。
さいとぅー:結構出ますよねぇ。
Mさん:私も完璧かと言われると怪しいんですけどwww
さいとぅー:僕も自信は無いですwwww
Mさん:実際に使わないと身に着かない事も多いですしね。
さいとぅー:敬語の慣れとかも、電話対応の回数どれぐらいしたかとかでも変わってきそうな気がします。
Mさん:そうですね
さいとぅー:座学研修って、現場業務に関わる人からすると、不要とまでは言いませんが、受けている意味あるのかな?って思う事も多いと思うんですよね。それよりも目の前の業務を!みたいになってしまうというか。でも、やっぱり長い目で見るとジワジワ効いててくるなぁって。
Mさん:ジワジワ効きますねぇ。あと座学研修とは別なんですが、1社目の時はガンガン上の方の仕事を盗んでいこうというモチベが高かったのですが、それが生きたなと言うのがちょうど昨日有りまして。
さいとぅー:ほほう、タイムリー。
Mさん:めっちゃ趣味の話なんですが、以前知り合いの名刺のデザインの依頼を受けた事があって作った事があったんです。それで最近その人から名刺配り切ったから再発注したいっていう連絡がありまして。「当時発注した発注先とか金額とか全く覚えていないやアハハー」って思ってたんですが、仕事の癖で無意識に業務フロー通りにやっていたみたいで、その時取っていた見積書とか入稿データとか、何かあったときに次使えるように一つのフォルダにまとめてありまして。これ前の会社でめっちゃやってたやつだ!ってなりました。
さいとぅー:フォルダ格納のルールとか教えてもらうかどうかで全然違いますからねぇ。
Mさん:それが今めちゃくちゃ生きてきたなと。ちゃんと教えてもらって良かったって思いました。過去の自分から引継ぎを受けた気分でしたwww
さいとぅー:大事。3年とか経ったらほとんどの事忘れちゃいますからね。そういうときこそ機械的にデータの保存をするの大事。
Mさん:大事ですね。


さいとぅー:さて、脱線しまくってしまったんですが、合わなかったと言っていた現職である2社目に入ったきっかけを改めて教えていただけますか。
Mさん:入ろうと思った理由はぶっちゃけ内定貰えたからなんですが
さいとぅー:わかるwww
Mさん:応募した理由と言う意味で言うと、最初の会社は凄い好きではあったんですが、業績不振と言う状況を見て、同じような業界とか、同じような会社を選ぶと、また同じような目にあうのではないかという想いがあって、別業界が良いって思って探していました。この辺の印象から、自分の本当の気持ちを無視してしまった部分があるなぁと今では思っています。
さいとぅー:確かに。
Mさん:いざ入ってみたらやっぱりミスマッチがあって、改めて入社してから自分がやりたかったことに気づいてしまったので、転職の際の自分の自己分析の不足とかが今回の失敗に繋がったんだろうなって思います。なので今回の転職は丁寧にやろうって考えていました。
さいとぅー:2社目の方はミスマッチとは別に、入社前と言ってること違いませんか問題もありませんでしたっけ?
Mさん:そうですね。休日日数が記載のものと全然違ったので、入社したタイミングから少し会社に対して不信感を持ってしまった部分もありますね。
さいとぅー:ああ、不信感出ちゃいますねぇ。
Mさん:ただやっぱりWeb制作の仕事に興味を持てなかったのがぶっちゃけ一番大きかったですね。
さいとぅー:Mさんの場合本当にそれ大きかったですよねぇ。普段アドバイスをするときは、やりたい事にとらわれ過ぎず、条件とかもきちんと見ておいた方が良いよーって言う事が多いんですが、Mさんの場合は1社目の時の仕事のこだわりとやりがいの話に対する熱量がとにかく凄かったので、この人はやりたい事やらせた方がいいなぁって思ってましたwww
Mさん:そうですね、特に1社目でそこは強く感じる事があって。1社目の会社で、40代後半で、20年以上その会社に勤めているのに新卒と殆ど給料が変わらない方が居て、でもその人は仕事に対して凄くやりがいを感じていて、その人がいないと成り立たないくらいの仕事の回しっぷりだったんですよね。私個人としては、そういう考え方も全然ありだなぁとは思っていました。
さいとぅー:凄いっすねぇ。普通はだんだん疲れてきちゃう事の方が多い印象ですが
Mさん:絶対そうなんですよね。でもなんかずとパワフルなんですよ。その仕事に対して。多分そのパワフルの根源は、その商材と業界をめちゃくちゃ愛している事にあって。だから給料がその方も350万円ちょっとくらい。私とほぼ変わらないくらいだったと思うんですけれど、それでも働き続けられてしまうっていうのは、それほど熱量がある方で、その人のそばでずっと働いていたので伝染しちゃうんですよね。
さいとぅー:自分の周囲がその人にとっての普通になりますからねwww
Mさん:でも、自分があと20年働いてもこの人と給料が変わらないのかとかイメージすると少し怖くなってしまったっていうのも反面ありまして。
さいとぅー:そうっすよね。普通は。
Mさん:その方もあと20年したら定年だし、この会社この先どうなるんだろうとか、色々考えた結果転職に踏み切ったのもありますね。
さいとぅー:そうですよねぇ。難しいのが、スキルだけで給料が決まらないって言う事なんですよね。会社の評価制度とか、会社の収益性とかで決まる部分も大きいので。
Mさん:そうですね、その頃は新卒だったのもあって広い目で見れていなかったなって思います。
さいとぅー:でも、じゃあどこでその広い目を学ぶのかって言うと、そういう場もあんまりないですよね。
Mさん:そうですね。一歩引かないとなかなか。
さいとぅー:なので、Mさんとお話した時に1社目の仕事内容を聞いたときに、それで350万円だったのかっていうのが少しびっくりしたんですが、Mさんが全く変だと思っていなかったことに認識のズレがありましたよね。
Mさん:そうですね、当時の年収と言う意味では全然気にしていなかったです。

さいとぅー:そういえば転職先に求めた事ってなんでしたっけ?
Mさん:自分の考えた事を実行に移せる仕事がしたい。みたいな事をさいとぅーさんと話す中で言語化してもらった気がします。
さいとぅー:そうでしたね。Mさんパワーは溢れているけど言語化がちょっとだけ
Mさん:苦手。めちゃくちゃ苦手です。
さいとぅー:Mさんの自己PRとか志望動機も、Mさんが一回話したものを僕が「なんか違う気がする」とか言って勝手に作り直したらMさんが「それだ!」みたいに納得する感じだった気が
Mさん:あーそうですそうです。最初は「有形商材の商品企画」をやりたいっていう書き方をしていて、1社目でもやっていたこともあり、それを活かして頑張りたいみたいな文章を書いていたんですが、それよりも「細かい所にこだわって責任を持って関われるかどうか」の方が重要度が高いよねっていう話をしていただいた気がします。
さいとぅー:そうそうそう。1社目で頑張っていた話をするときも規模の大きさとかよりも、小さな改善の結果生まれた成果について凄い熱量で語られていたので、規模は大きくなくても一つの事に対して裁量大きく限界までこだわってやり抜きたい印象を凄く受けたので。でも自身の認識がただ商品企画をやりたい人という認識だと面接時に自分らしさを伝えにくいだろうなぁと思ったので、その辺の認識確認は少し時間掛けてやりましたね。
Mさん:そうかもしれないです。面接の質問の内容もラッキーだったというか、大学を選んだ理由から遡って質問をされまして。
さいとぅー:工学系の学部でモノづくりと紐づけやすいっていうのもありましたよね。
Mさん:そうですね。実際大学を選んだ理由と1社目を選んだ理由の一貫性は自分の中でもちゃんとあったのですが、自分のキャリアの整理みたいなものは自力ではあんまり出来ていなかったのを、さいとぅーさんにフォローしていただけたなと。
さいとぅー:よかたよかた。言い方あれですがMさんって嘘つけないタイプというか。
Mさん:あ、そうです。
さいとぅー:なので、変に取り繕ったり見せ方を考えたりしないで、ベロンって自分を出しちゃったとして、「あ、この子絶対嘘ついてないじゃん!」っていうのは絶対伝わるなぁと思っていまして、じゃあ嘘つかせないで勢いよく自分の事を放出できるホースの形ってどんな感じなんだろうって考えた結果、軸となるキーワードにこだわりたくなったんですよね。
Mさん:はいはいはい
さいとぅー:”商品企画”っていう領域がある種ミーハー職というか、経験無い人からするとキラキラして面白そうに感じやすい領域なので、他の社員が見てこなかった”生データ引きずり出してきて見比べながら必死に仮説立てて売上立ててきた経験”とか、泥臭かったり細かい事をやった結果の成果だったりやりがいを知っているって言う事も面接官に知って欲しいなぁとかも思っていて。
Mさん:なるほど。
さいとぅー:結果「細かい所までこだわる」っていうフレーズに。
Mさん:細かい所までこだわれるところは長所でもありますが、こだわり過ぎる所は短所でもあると思うんですよね。
さいとぅー:マイクロマネジメントしたい上司からしたらそうかもしれませんが、自走して欲しい上司からすると嬉しい言葉だと思うんですよね。
Mさん:今回内定を貰ったポジションもどちらかと言うと自走を求められる部門でしたね。
さいとぅー:そういうことを求人の時点で打ち出している会社でしたよね。だから初めて求人見たときも「←なんか好きそう」みたいなコメントを残した記憶が
Mさん:コメント見て「わかるー!」って思いましたwww。そもそも書類通過するかみたいな問題もありましたが、数打てば当たるというよりもピンポイントに絞っていきたいという気持ちがあったんですよね。
さいとぅー:知らない会社だけど好きそうな社風の会社に入れて、条件も良いものを頂けたみたいで、今の所会社の人と話した感じも良さそうで全体的に良かったです。
Mさん:実は会社について全く知らないわけでも無くて、お店とかで見かけた事ある商品を取り扱っていて、あ、この会社か!っていう風になっていたのと、勤務地のアクセスも自宅から通いやすい場所だったのも良かったですね。
さいとぅー:こういうのあれですが「御縁」ってあるなぁって思うときありますよねぇ
Mさん:本当にそう思いますね。うん。この先10年、20年と働けるイメージが想像できるか。みたいなところは、前回の転職では全く考えられていなかったのもあったので、今回は丁寧にやって良かったなって思います。
さいとぅー:転職先に求めたのって、結局やりがいと条件ですかね?
Mさん:ですね。ただ前半給与の話をしてましたけど、転職活動中の私は全く給与にこだわり無かったんですよね。
さいとぅー:たしかにそうですね。どっちかというとこだわってたの僕でしたね
Mさん:そうですね。私は今300万で前職350万だったんで、そんくらいだったらいいかなぁくらいに考えてたくらいで。
さいとぅー:東京で正社員求人だと300は大抵越えますからねぇ。
Mさん:言われてみるとそうなんですけどね。そういうの全く考えたことなかったので、さいとぅーさんに言われて「こういう視点は持った方が良いよ」っていう学びになったのと、なんか結果的に良い方向に転がりましたね。
さいとぅー:僕しか給与こだわってないのおもしろwwww
Mさん:私の話なのにwwww
さいとぅー:こういうこともあるのかぁ。世の中面白いなぁ。たしかに、Mさんはやりたい事が全力で出来ているかが一番大事だなってのは思ってましたね。
Mさん:そうですね。ただ、肝心のやりたい事がちゃんと言語化されてなくて、漠然と「有形商材」って言葉に凄くとらわれていたので、そこを脱却できたのはよかったかなって思います。
さいとぅー:有形やりたいっていう事自体は間違っては無かったと思うんですが、「なんで?」の部分でしたね。あとMさんは最初の会社で仕事で成果を出した経験も頑張った経験も楽しかった経験もあるので、それをちゃんと紐づけてその「なんで」を考える必要がありましたね。それ次第では商材によっては無形でも面白いと思える仕事もあったでしょうし。
Mさん:勿論そうですね
さいとぅー:まぁ今回無形商材の会社に転職してコケてたんであえて再度挑戦する必要もないとは思っていましたがww
それでも有形で落ちまくったら、無形商材の中でもやりがいを感じられそうなものを探して応募の範囲を広げていくっていうロードマップは僕の方にはあったんですよね。ただ想像以上にサクッと決まってしまって不要になりましたが。
Mさん:そうですね。そういう意味ではこの辺私的には苦労話みたいなのないっすねwww
さいとぅー:じゃあ逆になんか苦労したなってことを無理やりひねり出すとなんかありますかね?
Mさん:えー、そうっすね。それで言うと、オープンチャットで知り合った人に個人情報ガシガシの履歴書を送るっていう所から勇気が要りましたねw
さいとぅー:本当ですよねwwwww単純なzoom相談だけじゃなくて書類の添削ってなるとハードル一気に上がりますよねwwww
Mさん:まぁでも、一回踏んだ轍をもう一回踏んで失敗するのはちょっと恥ずかしすぎるので、まぁこのぐらいのチャレンジ精神があってこその結果かと思いますね。
さいとぅー:そうですねー。ネットの海には変な人もいっぱい居るので個人情報の開示は慎重になったほうが良いですよね。
そういう意味では履歴書じゃなくて職務経歴書だけ添削するとかで全然いいと思ってはいるんですよね。

Mさん:そうですね、それで私も最初職務経歴書だけ依頼した気がします。
さいとぅー:僕も困ってるなら相談にのるよーっていうスタンスなので、必死になって僕が気を使いすぎるのもなんか変だしこの辺なんかちょっとむつかしいですねwww
Mさん:唯一の警戒心で、「これってさいとぅーさんになんかメリットあるんですかね?」みたいなのさらっと聞いた覚えがあります。
さいとぅー:そうなんですよね。ただ、これ趣味なんですよね。
Mさん:趣味でやってる人なかなかいないと思いますwww
さいとぅー:だから、なんかやっぱ変わっているねって言われる事は多いです。やっぱり頑張ってる人って報われて欲しいなぁってずっと思ってて。だから、あんま頑張りたくないです!って感じで相談に来たら僕はあんまり頑張らないですね!www
Mさん:まあまあその場合熱量込めても無駄ですからwww
さいとぅー:だから趣味なんですよね、これでもありがたいことに。ありがたいことに?っていうのも変な話なんですが、わざわざ僕なんかに声かけてまで相談してくる人たちは、どちらかというと頑張りたいって思っている人の方が多くて。こういう人たちだったら僕もがんばらなきゃってなりますね。
Mさん:その頑張りを引き出せてるみたいなところは、さいとぅーさんの能力なんだなって思いながら、インタビュー見て思いますね。
さいとぅー:前職が派遣業で、どちらかというと頑張ってない人を頑張らせる仕事だったので。。。ただ勿論頑張っている人も居て、そういう頑張ってる人見ると嬉しくなっちゃいますし、報われて欲しいなって思います。だけど、こんなことを言う人がネット上に居た時に、「こんなこと言っている人を信じた方がいいですか?」って聞かれたら、僕は疑った方がいいって言うと思います
Mさん:そこを見極める能力が
さいとぅー:コミュニティとかTwitterとか、僕の発言は簡単にみられるので。よくTwitterのフォロワーの数は向けられた銃口の数だって言われますが、ツイ廃だしコミュニティでもよく発言するので、僕が大丈夫な人かどうかはその辺見て判断して欲しいですね。まぁ残念なことにふざけた事ばっか言ってますが。
Mさん:自分はその辺普段オタクやってるので、どこまでを警戒していいのかとか、どこまでが一線なのかみたいなの、自分で理解できているって言うのはちょっと良かったかもしれないですね。
さいとぅー:僕も昔はにちゃんねるみたいな所でヤバイ人見ながらネットリテラシーを身に着けてきたので、Mさんのそういう所バランス良いなって思いながら見てました。最初のズームでは一旦顔を出さずに一旦喋ってから~っていうのとかすごくわきまえてるなって思いましたし。
Mさん:ちょっと失礼かもと思いつつ。
さいとぅー:特に女性の方は身を守る事を優先して欲しいので超合ってると思います。それで失礼だと思う人だったらネット経由の人の場合は警戒した方がメリット大きいと思いますし。それ以上に全部公開してしまうデメリットがでかい。
Mさん:おっきいと思いますね本当に。あとはさいとぅーさん奥さんと動画も上げてるので、既婚者だし、関東住んでないしっていうのも。
さいとぅー:夫婦動画効果がwwwwあと、物理的に距離があるのも意外と大事ですよね。生活圏被っていないのがネット上だと逆に良い事も。
Mさん:女性としては大事だったりしますね。

さいとぅー:なんか気付いたらキャリアから脱線してしまいましたが、長くなってきましたし今日はこんなところにしましょうか
Mさん:そうですね、長々とありがとうございました。
さいとぅー:いえいえこちらこそ!新しい会社でも楽しく働ける事を祈ってますー!
Mさん:ありがとうございます!
さいとぅー:それではまたー!


雑談ノリで始めたのもあって妙に脱線の多いインタビューでごめんなさい!
本当に熱量強い方でほとんど自力でゴリゴリ突き進んでいかれましたね。

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この記事を書いた人

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 『こういう所で謙遜してると一生給料上がんねぇぞ!』笑笑
    いい上司に出会えたんですね!
    妙に響きました。

  • 会社側の目線と労働者側の目線、両方とも持つのが大事って事をちゃんと教えてもらえたのは、今思えば凄く良かったなぁと思います^q^

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