皆さんこんにちは!くろいマカロンです。今回はインタビュアーとして、友人である”ああやさん”にお話を聞いていきたいと思います。
X(旧Twitter)や何度かイベントなどでお話をしていましたが、これまでのキャリアや仕事の話をするのは初めて!どんなお話が聞けるのかワクワクです。
それでは行ってみましょ〜♪
お名前:ああやさん
お仕事:新規記事の編集業務
住んでる地域:中国地方
※ああやさん:以後「あ」
くろいマカロン:以後「く」
く:お久しぶりです〜!今日はお時間もらいましてありがとうございます!今日はああやさんのキャリアについていろいろとお話を伺いしたくてやってきました!w
あ:お久しぶりです!こちらこそありがとうございます!わたしなんかでいいんですかね!?自分でも”しっちゃかめっちゃか”だと思うような、よくわからないキャリアなんですけど…
く:そうなん!?wwwこれまであまりゆっくりと話す機会がなかったので詳しくは知らなかったけど、初めてお会いしたイベントの交流会では「転職して入った会社のチームが無くなりそう」だとかなんとか…
あ:そうなんですよ!実際無くなってしまいました!その時は転職の相談まで乗っていただきましてありがとうございます!それ以外にも、これまで本当にいろいろなことがありまして!
く:元気だなwwwじゃあそんな数奇な運命(?)のああやさんのキャリアを振り返っていきたいと思います!
あ:よろしくお願いいたします!
新卒~就活って訳わからん!〜
く:新卒のときはどのような会社に入ったの?
あ:実はその前にお話しないといけないことがありまして。私新卒カード使っていないんですよね。卒業して少ししてから就職しました。なので第二新卒の枠になるのかな??
く:そうなんだ!自分も全く同じような状況ですwなにか理由があって新卒での就職をしなかったの?
あ:理由というより、「就職活動」というものがよくわからなくて正直興味がわかなかったんですよね。大学生だからやりたいことも明確にわからないまま、エントリーシートを盛って書くというのが意味わかんなくてwww 「話を盛ったらいい」って言われても何をどう盛るのかわからなかったんですよw 話を盛れって言うけどどういうこと??お前ら何やってたよ??そんな大層なことやってないじゃん。そんなん邪道じゃん!的な。
く:いきなりだなwwwあー確かに”盛る”っていうのよくわかんないよね。しかも自分が知っている”働く”範囲って同級生のものを参考にするか、バイトしかない中で書かないといけないし。
あ:そうそう!ほんとに!ガクチカとか言われても意味わからんし!やりたいことやってただけだもん!
く:やりたいことをやっていたのに、“会社に評価されやすいように”書き換えるっていうのすごい難しいよね。
あ:自分が思う得意なこととかできることはあっても、それはできて当然なのか、評価されることなのかも曖昧で。あたしが思っている「できて当たり前」ってなんだろう?って。
“これぐらいできなきゃいけないよね”って思っていることに対して”世間が求めているのがそれより上なのか、それとも今で必要充分なのか、それ以下で自分はできる方なのか“がわからなかった。
く:社会出てない中でそこの判断基準って持ってないもんね。
あ:“なんかドヤ顔して喋っていいことなんですかそれ。アピールじゃないですか。当たり前のことじゃないんですか?”みたいな風になっちゃって。
く:合説とかで?
あ:それもそうだけど、自分のエントリーシートでも。模擬回答や就職活動に対して真面目に考えてしまった。0-100みたいなところがあって、手を抜けばいいのに抜き方が直前になるまでわからないみたい。テスト勉強も前日になって”ここだけ要点抑えればいいんだ!” みたいのがようやくわかるみたいな。手の抜き方をわかっても、でも本当は全部ちゃんとやりたいみたいな感じで…こんな状態で就活続けていてもよくないなって、大学4年生の正月年明け早々に両親にこのまま卒業してバイトを続ける意思を伝えて卒業旅行に行きました!!
1社目~いっちょ働いてみっか!〜
く:www呑気wwwそんな中で1社目に入った経緯はどのように?
あ:そのままバイトを続けて2年ぐらいたった後、営業向けの合同説明会みたいなセミナーに行った際に縁があって、2年遅れでアパレル向け店舗管理システムを開発・販売する会社に営業職で入社しました。ここはまぁ大変な会社でしたね…
く:どんな会社だった?
あ:支店配属だったんですが、そこには私以外に6名の方が配属されていました。支店長含めた営業3名、事務スタッフ3名の小さな支店で。でも営業と事務のコミュニケーションが取れてなくてほんとにずっと仲悪くって。上司は取引先に作業用机を借りてそこで仕事しているような人でした!クライアントと仲良くするのはできるんだけど、社内の人間関係を築くのが超下手だったんですよね!とはいえ、営業間も仲がいいわけじゃなくて協力するとかもなく、個別にどんどん勝手に動いていくみたいな。なので初めての社会人経験でも上司とか先輩に同行して〜というのもなく、OJTがOJTとして機能してなかったですね。
く:新卒で周りのサポートがないのはしんどいなぁ…同行営業させてももらえなかったんだ?
あ:一度教育係のはずの上司にお願いしてみたんですけど、「同行するんじゃなくてまずは予算を達成するために自分の営業したら?」みたいに言われて!”そもそも営業のイロハがわからないからお願いしてるのに!”ってなりました。
く:大変だぁ…
あ:営業から帰ってきても提案書作り、導入後のシステム設計があって。システム移行のタイミングでは21時を過ぎるのもざらでした。それでも怒られることはない。会社の全体方針がNo残業だったんですが、この状態が続いてちょっとポロッと大変だって上司に言ったら「導入時ってそんなもんよね〜」と言われるぐらいでこれといったサポートはなかったです。はじめは「わからないところがわからない」からスタートすると思いますけど、育成ネグレクト状態でずーっとわからないまま闇の中をもがき続けたといいますか…
く:事務の方々とはどうだった?
あ:よくある営業と営業事務の板挟みに遭いましたw 営業は数字追ってるから、なんとしても数字を取りに行かないといけないじゃないですか。でも結構依頼や指示が横暴だと感じることもあって。営業事務の大変さ・苦労は営業が持ってきてるとも言えるわけで…それをわかってるから手伝わなきゃって思ってました。手伝わなくていいと言われても勝手に手伝う。でも手伝えることがまずおかしかったんですよね。アポや飛び込みでも取れなくて、営業活動でも改善できる点がわからなくて忙しくない。予算も未達なのがわかってる。プレッシャーを感じてなにかできることないか、となって事務の仕事を手伝っていました。
く:職場の雰囲気も良くないけど、それが自分のメンタルにきた感じね…モチベーションは自己管理と言われるけど、その状態だと頑張る気持ちを奮い立たせるのが大変だわ。
あ:周りにサポートしてくれる人もいないし、人生の終わりかと思うぐらい孤独だった。当時チームの心理的安全性の大事さみたいなのが言われ始めたときで「まさしくうちの会社じゃん!」って。実は自分が入社する以前にも管理不行届で「やってられるか〜!」って辞めた人がいたみたいでその原因は実は支店長だったらしいです。
会社全体の印象としては良い会社であろうとしてるんだけど、それは本社からの号令なだけで影響は現場まで浸透していない感じでした。”あ〜いつも言ってるやつね”って感じで。だけど親会社が全国規模の会社だったから福利厚生とかイントラとかはちゃんと整ってたんだけど、その組織を運営する人間の方はオールドスタイル。グループウェアで日記みたいに日報を投稿する。拠点外の人はいいねくれるけど拠点の人は押してくれない。システムを販売している会社なのにIT化が遅れていたなと感じるところも多々ありました。
く:ものすごい大変だったんだね…その会社にいてよかったな〜ってこととか、経験はある?
あ:そんな管理できてなかった支店長ですけど一つ心に残っている教えがあって。「名刺なんて肩書きのカードゲームだから使える時に使え。支店長っていう肩書きが必要であればいつでも声をかけろ」と言ってもらえて。確かにこのマインドは大事だなって。
他には、いろんな経営者の方々と仕事の中でお知り合いになる中で、いろんなことを教えていただいたなというのが一番記憶に残ってます!私の大学時代の専攻が人文科なんですが、その流れで日本人と外国人の共生とか共に働く環境というのに興味があって。様々な国から来て働かれている外国人の方を見る中で、その内容を自分なりにまとめて会社の全社集会のプレゼン大会で「自社システムへの外国人対応の必要性」というテーマで発表したら新人賞をいただくことができました。
く:いきなりすごいな!!!!全国規模の会社で賞もらうって相当すごいよ!
あ:でも最終的には仕事のストレスで吐いて抑うつ状態になり、休職することになったんですけど、そのタイミングで支店長が変わって。新たに来られた支店長さんが以前より日報をみて心配してくれてたんです。この人が上長なら頑張れてたかも…と感じるときもありますね。
休養期間:日本語教師学校~興味のあることをやる~
く:そのまま退職したんだっけ?その次はなにをやってたの?
あ:休業中にもらった傷病手当金で、日本語教師の専門学校に入りました。その間にもバイトしたりとかしてゆっくり過ごしながらやりたいことをやってましたね。通学中も雇用保険の給付金で色々賄ったりしてたので、絶対稼がなきゃって言う感じでもなくて。
く:日本語教師の学校に入ったのは元々興味あったから?どんな学校だったの?
あ:そうですね、趣味と少しばかりの実益を兼ねてといった感じです。趣味と教育法を学びに少し人生の寄り道という感覚で入りました。1年?4ヶ月ぐらいかけてやさしい日本語を学ぶクラスでした。日本語教師になるというより目指すようなカリキュラムですね。
く:じゃあ資格を元に日本語学校に入社しようというのはなかったんだ?
あ:それはあまりにも勝算が低い勝負なんですよね…労働環境悪すぎて。私の印象としては正直やりがい搾取的な部分も多いと感じるし、どちらかというと定年を迎えたセカンドライフで趣味でやっているような方も多かった。この業界でやっていくなら企業内での社内研修や大学教授を目指さないと行けない。そのためには学習コストがすごいかかるんですよ。でもこの学校に通ったことによって日本語教師の3要件のうち2要件は満たしている。実は私いい人材ですよ?ww 3つ目の要件は日本文学科でているかどうかなんですが、私は人文科だったのでだめだった。とはいえ、もうすぐ国家資格になっちゃうから色々変わっちゃいそうなんですけどね。
く:その期間の間はバイトしてたって言ってたけど、どんなバイトを?
あ:喫茶店で働いてました。ローカルチェーンの会長が社長から退いたのをきっかけに私費で趣味満載でオープンしたお店でしたが、1年で採算が合わなくて閉店しちゃいました!!他にも並行して地方自治体の支援事業で生活保護家庭のお子さんたちの教育支援ボランティアなどもやってましたね。
く:働くところ働くところ面白いことが起こる先を引き当てるねw数奇な運命すぎるw
あ:何かしら持ってるのかなって自分でも不思議なんですけど、次のバイト先もこの喫茶店で決まったようなものなんですよ!
1.5社目〜ひょんなことからライターに〜
く:この喫茶店で決まった!?どういうこと!?
あ:働いてるとお店の状況危ないな〜っていうのはなんとなく感覚でわかってきて、どうしようかなって考えてたんです。その時うちのお店でランチミーティングしている会社さんがいらっしゃって。それがきっかけでSEOライターとしてその会社に入社しました。前職やいろんな飲食店でアルバイトしていたときにタッチパネルや予約システムなどいろんなものがDX化・IT化されていっているのを目にしていて、IT・WEBのことも知っておいたほうがいいなと感じたのもありタイミングがよかったなと思います。
く:バイト先でバイト先を見つける…新しいパターン
あ:その会社は契約社員のような感じで3年ぐらい働きました。3ヶ月ごとの更新だったんですが、結局契約終了月の月初に通知書類が来て!もう会社と大喧嘩です!
く:絶対なにか起こると思ってた。
あ:このときも並行してバイトしてたんですけど、給仕/中居さんとして中小企業の忘年会などいろんなイベントに行って御酌したり給仕したりをしてました。日本酒が飲める給仕/中居さんとして無双してました。ガンガンドリンク注文してお店の売上に貢献するぞ〜って!
く:確かに年上の方から可愛がられそうだわ。そのバイトは結構長く続いたの?
あ:1年半ぐらい続けてましたかね〜。その後先ほど話をしていたSEOライターの仕事が契約終了になったタイミングで同時に辞めました。当時は付き合ってた彼氏と同棲してたんですけど、だから正社員でなくてもいいかなって思って契約社員のまま続けてたんですよね。でも彼氏に愛想が尽きて同じようなタイミングで別れました。このタイミングで自分の人生を振り返ってちゃんとしないといけないなって。自分で自分を養わないといけないし、親の面倒もみないといけない。なので正社員になろうと。
2社目〜EC担当だって聞いてたのに!!〜
く:きっかけが超重なってる。次の会社はどんな経緯で?
あ:スカウトサービスで私の経歴を見てスカウトがあったので応募しました。通販販売もしている農業工具の卸会社で、EC担当として採用されました。
く:業務内容はどんなことをしていたの?
あ:楽天と yahooとamazonを担当してたんですが、商品名・商品情報の変更、商品画像差し替え・撮影・レギュレーション確認など一般的なEC担当とほぼ変わらない業務ですね。その他、EC注文に関連する伝票処理・二重注文への対応・それに係る在庫管理といった運用業務も担当していました。日報とかもないから進捗聞かれたときに即答できるように自分でチェックリストや管理表作ったりもしてたかな。
く:徐々にキャリアがIT系に業務がシフトしてきた感じだね!そこは順調だったの?
あ:それがですね…3ヶ月の試用期間中にクビを切られました!
く:えっ!?そんなことある??なんで?
あ:いやー結果的にクビ切られて良かったなって思ってるんですけどね!ほんとに!レガシーな会社で世間のペーパーレスなんて聞いていないかのようで。全て紙で業務が進み、営業にはおじさんしかいなくて若い子は下っ端扱いで。IT担当のおじさんが1人いたんだけど、社内みんなでその人のこと馬鹿にするような空気感。”この人いなかったらみんな仕事にならんよ?携帯もロクに使えてないのに何言ってんのさ”みたいな。
く:あるよね〜…中小企業ってIT担当を馬鹿にしてるというか下に見てるひとたち…
あ:そうそう!で、その会社の2代目で社長のおじいちゃんと、次期社長になるであろう40歳ちょっとぐらいの営業部長がいて。 だけど、もうこいつ(営業部長)が本当になんもやんねぇやつで!!!!
く:引き当てました!
あ:試用期間中はその2人と月イチで面談があったんですよ。1ヶ月目、2ヶ月目は特に何もなく普通に面談が終わったんですけど、3ヶ月目にいきなり「明日から来なくていいです」って!!!
く:晴天の霹靂!
あ:その時にいきなり言われたんだけど、「EC担当として採用したけど、実は事務として経理を担当してほしかった」と。はぁ〜〜〜!?じゃないですか???
く:まじで意味がわからんwww求人出して採用したのそっちなのにww
あ:そん時にずっとジジイが喋ってたんだけど、隣で部長が足ぶらんぶらんって…いや、お前当者意識ねぇなみたいな。
く:怒りが再燃されていらっしゃる
あ:ほんっとうに最悪な会社でした!!!あ〜すぐ辞められてよかった〜!!ほんとにこのタイミングで人間不信になりましたね。もうずっとメンタルがネガティブな状態になってました。
2.5社目〜飛び込み営業とか聞いてないんだが???〜
あ:辞めてから職業訓練所行こうと思ったんだけど抽選に落ちてしまって。次の期間でイラレ(Illustrator)の職業訓練所に入りました。終了後の斡旋で入った会社も夏の催事の人員補強の意味合いが強くて、社長のマインドとも合わず、数ヶ月で終了しました。
く:もう驚かない。
あ:この時期ぐらいにまたバイトとして給仕/仲居さんの仕事を再開したりもしてました。
く:いろんな人と話すの好きそうだから給仕/仲居さんが合ってたんだろうね。
あ:その後、友人からSNS・広報担当を探している会社があるけどどう?って紹介されて、地域振興系のイベント企画会社に入社しました。友人がその会社の社長さんと仲良くて元々その会社に勤めてたんですけど、その時点では転職していました。
く:暗雲立ち込める雰囲気。どんな会社だったの?
あ:有名人を広告塔にしてイベントを企画してその地域の認知度UPと集客を図るみたいなことをメインにしてました。目新しくもないんですけどね…
く:わぁ…聞いただけで大変そうなお仕事…
あ:こういうイベントを地方でやろうとすると、諸事情があってできそうな施設はだいたい公共施設だったからイベント実施の規則が厳しいんですよね。だから都内でやろうと。そのイベントに協賛してもらうために地元のお店に飛び込みで営業活動をすることになっちゃったんですよね。
く:あれ????SNS広報じゃなかった???
あ:そうですそうです!SNSでの広報活動の担当として入ったし、一社目での営業での嫌な記憶とかもあったので嫌だっていったんですよね。企画としても、地方でやるならまだしも都内で実施するには色々と見積もりが甘いところが見えて成功するようには見えなかったし。でも結局やってみないとわからないってゴリ押しされて、1週間東京出張して飛び込み営業。その間はまじで泣いて過ごしてましたね。メンタルも絶不調で、なんとかなるさという気持ちと、どうにでもなれという気持ちでかなりいじけていた時期でした。
く:話を聞いてたら結構荒い計画の状態で事業が進んでるような印象だね。いつもそんな感じだったの?
あ:思いつきでいろんなことをやりだして結局有耶無耶になるような業務の進め方で大変でした。毎回聞くたびに話変わってるし、思いつきで話投げてくるし、電話してくるから文字残らないし。そのぐらいのバイタリティがないと社長はできないんだろうなとは思うが、振り回される側は辛かったですね。地域振興系はちゃんとやっている事業者と実態は適当な地雷系と2種類に分かれるなぁ…と感じたのがいい勉強になりました。この時期ぐらいにさいとぅーさんと出会って。色々話を聞いてもらったりしてました。
く:大学生の学園祭みたいだなwさいとぅーさんと知り合ったのこのタイミングだったんだ!
あ:その時にさいとぅーさんに言われて、そうだなって思ったのが「あなたは、今まであなたが選んできたあなたの選び方でずっと失敗してるんだから、違う選び方をしないとまた同じ失敗をするよ」って。それから考え方を変えて今までしてない選び方をするようになって、ちょっと好転しました。本当にプライベートと仕事ってすごい結びついてるから、マジでマインドセットとか、その時に関わってる人間がやっぱりすごい重要っていうのも改めてさいとぅーさんに教えてもらいましたね。
閑話休題〜コミュ力特化の明るいオタ〜
く:ところで、こう言うと気を悪くするかもだけど、オタクの波動を感じる…陽キャのオタクというか。
あ:そうなんです!!!!いや違います!!決して陽キャではないです!中学のときに同級生に言われたのが「お前って陰キャの中で一番明るいやつだな」っていうのがその通り過ぎる!って思ってます!
小6から同人活動してて!!オフ会主催したり作家さんたちの作品をまとめて作品集だしたり色々やってます!!!
く:いつもエンジンのかかり方が急なんよw 作品集出したの!!?
あ:私は作品を作る方ではなく、いわゆるプロデューサーみないな立ち位置で!企画・編集・デザイン・広報・販売・全部担当しました。めっちゃ楽しかったです!これまでずっと正社員やアルバイトなどでいろんな業務や立ち位置を色々やってきたはやってきたけど、上司にも恵まれなかったし、仕事も受動的にこなしていました。
それが自分としても違和感があったしチグハグな感じがあって自分の中でやりきれないモヤモヤしてたものが、 実際プライベートの中でその企画を動かして大成功したことによって「大丈夫じゃん!自分できんじゃん!」みたいな。同人活動なら自分がトップ、やりたいことが全部実現できる!すごい!やれるやれる。はじめから終わりまでできるじゃんってなったのがこのタイミング。この主催をやったことで厄落としにもなったし、自己肯定感も上がって自信にもなりました。
く:それは大きな一歩!そういうの大切!!!コミュニティに参加したり様々な人とつながりを持ったり、やっぱりコミュニケーション力めっちゃ高いよね!
あ: さいとぅーさんにも「ああやさんコミュニケーション能力しかないじゃん!」って言われてまさしくおっしゃるとおりで!!!ってなりましたw対人能力にすがって生きてきました!他にもライターをやっていた時期には演劇サークルに入って運営にも携わっていました。ただ社会人のサークルってかなり人間関係が複雑で大変でした。その時は自己肯定感メタメタ期だったし。
く:経歴の中で給仕/仲居さんがよく出てくるけど、それは自分の強みがコミュ力だなって感じてたのもあって選んでたの?
あ:それもありますけど、イベントで発生する様々な問題に臨機応変に対応して最終的にうまく収まるのがすごい好きで!その時にアドレナリンが出るっていうか。それのジャンキーみたいなところがあります!
く:イベントのスタッフジャンキーは初めて聞いたな。
あ:スポットのアルバイトだから初めて会う人もいれば、顔見知りで久しぶり!という関係の人もいる。お互いのスペックがわかってるから、「今あの客よろしく。ここは私当する。じゃあ私この子にバッシングお願いするから配膳お願い。」とか、お店の仲居さんたちができない、細かい宴会場内の仕事をそうやってアイコンタクトでやるのが超楽しかったんです!
く:なるほど!現場でみんなと一緒になって動くのが好きだってことか!
あ:そうですね!イベントは参加するのも企画するのも好きです。というより幹事が好きで段取り悪いのが嫌い、っていう感じですw 他にも競艇場の場外舟券場の受付やコールセンターでの電話応対のバイトなどバイトは色んなところでやってきました。
3社目〜やっと信頼できる上司の元に〜
く:横道そらしちゃった。それにしてもずっと会社と上司に恵まれないねぇ…
あ:そうなんですよね。教育を放棄されたり採用時に聞いていたこととは違うことをやらされたり…でも先程言っていたみたいにこれまで会社を選んでいた基準を大きく変えた上で入社したのが今の会社です!
く:じゃあイメージしてた通りの業務に就けたんだ!
あ:いや、それが実はそうでもなくて、今の会社は複数WEBメディアを運営していて、SEOの新規記事のコンテンツディレクターとして入社しました。でもその部署は入社直後に解体となってしまって。
く:冒頭に言っていた話だ!
あ:ですです!参加したイベントでくろマカさんと初めてお会いしたのがちょうどこれぐらいの時期です!
く:じゃあ今は違う業務をやってるの?
あ:現在は新規記事の編集業務やライターへの依頼・管理・校正チェックなど新たに新規記事を作るところ全般的に担当しています。リライトと新規でやることは大きく変わらないので、そういった意味では想定していた業務と重なる部分は多いですね。
く:今の職場環境はよくなった?
あ:今の上司はすごく話を聞いてくれる人で。多分その上司も上が抜けたことによって自分がマネージャーにならないといけなくなってすごい勉強したんだろうなって感じます。上司として引っ張っていくタイプではないんですけど。上司として支えてくれるタイプの人で話をちゃんと聞いてくれます。この人が辞めたら仕事に関して聞く人がいないし、今は社内にも味方がいるしそれを理解しているからメンタルが安定しています。元々大きい会社から分社した会社で、すごいホワイトな会社。福利厚生や社内ルールなどもしっかりしてるし。先月20時間超えたら怒られた。とりあえずは一年恩返ししようと思ってます。事あるごとに役員に「よかったですね、(入社前に説明を受けていた内容と変わっても)私が退職しなくって」と恩を売ってます!w
く:さすがですなw あまり役員に言ったっていう人もいないよw
あ:それは私の良さでもあるのかな?ww
く:wwww今日はお時間いただきありがとうございました!
あ:ありがとうございました!
波乱万丈を地でいくキャリアパス
ああやさんにはかなり深いところのお話も聞かせていただきましてありがとうございました!インタビューでは実は色んなところで色んな話に脱線していたので楽しくインタビューすることができました。
イベントや同人活動、人類の文化や歴史といった、「人」が関わることに興味があり、人の魅力を最大限に引き出すためには努力を惜しまない真面目な方で、興味があることには自分で目標設定してどんどん勢いで行動して解決していっちゃうタイプだなと感じました!
今後はキャリア迷子通信で執筆してみたいテーマなどもあるようなので、ライターとして見かけることもあるかもしれません!乞うご期待〜!!
以下のリンクから過去のインタビュー記事が読めるので気になる記事をご確認ください♪
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