組織の問題を、自分の問題にしすぎていた
仕事をしていると、
「このままではまずいのでは?」
と思う場面があります。
納期が危ない。
新人が困っている。
役割を果たせていない人がいる。
管理職が火消しに追われている。
私は昔から、そういう違和感によく気付くタイプです。
だからこそ、
「どうして誰も動かないんだろう。」
「自分が何とかしなきゃ。」
そんな気持ちになることが少なくありませんでした。
問題に気付くことと、背負うことは違う
今回の出来事を通して、一つ大きな気付きがありました。
それは、
問題に気付くことと、その問題を背負うことは違う。
ということです。
私は問題点を見つけるのは比較的得意です。
「あの新人、大丈夫かな。」
「あの案件、この進め方で間に合うのかな。」
「あのリーダー、本当に抱えきれているのかな。」
そんなことばかり考えていました。
もちろん、助けられる範囲なら助けたい。
でも、組織全体を良くする責任まで自分が負う必要はありません。
それは管理職やリーダーが担う役割です。
後輩の人生は、後輩自身が決める
今回、私なりにフォローしていた後輩がいました。
悩みを聞き、一緒に考え、できる範囲では支えてきたつもりです。
それでも最終的に、その人は異動を決意しました。
正直、少しショックでした。
「もっと何かできたのではないか。」
そんな気持ちもありました。
でも冷静に考えると、
その人の人生を決めるのは、その人自身です。
私は伴走することはできても、代わりに人生を歩くことはできません。
この当たり前のことを、改めて実感しました。
自分の優先順位を決める
今回、一番の収穫は、自分の優先順位がはっきりしたことです。
① 自分の案件をやり切る
② 自分自身が成長する
③ 余力のある範囲で周囲を助ける
その先に、
④ 組織運営や人事の判断
があります。
以前の私は、この順番が逆でした。
組織全体のことばかり考えて、自分自身が疲弊していました。
まず守るべきは、自分の仕事と、自分自身です。
人を責めても、現実は変わらない
今回、強い感情を抱く出来事もたくさんありました。
でも、一つ冷静になって思ったことがあります。
自分が誰かを責めても、その人の能力は上がらない。
頭の中で何度批判しても、
組織は良くならないし、
現実も変わりません。
必要なら事実を共有し、改善案を伝える。
そこまでやったら、あとは役割を持つ人が判断することです。
その先まで抱え込まない。
これも、自分を守るためには大切な考え方だと思いました。
仕事の基本は、案外シンプル
今回、自分自身が慣れない仕事を担当する場面もありました。
技術も分からない。
進め方も見えない。
それでも、
・目的を確認する
・期限を確認する
・現状を共有する
・分からないことを整理する
・自分なりの仮説を持って質問する
そんな基本を積み重ねることで、何とか役割を果たすことができました。
完璧ではありませんでした。
それでも、
「未知の仕事でも、自分なりに進めることはできる。」
そんな小さな自信になりました。
最後に
これからも、仕事をしていれば、
「もっとこうした方がいいのに。」
と思う場面はきっと何度もあります。
それでも、今回の経験を通して、自分の軸を一つ持てるようになりました。
問題に気付くことは、自分の強み。
でも、すべての問題を自分の責任にする必要はない。
自分の仕事をやり切る。
自分を成長させる。
助けを求められたら、できる範囲で手を差し伸べる。
そして、組織全体を一人で背負おうとしない。
この距離感を忘れずに、これからも仕事と向き合っていきたいと思います。


コメント
コメント一覧 (4件)
今の自分に重なるものが多くあり、深く共感しながら読めました。
日頃のキャリア迷子のオープンチャットの中でも、誠実さが滲み出るおつさんのコメントに癒されております☺️
初心を思い出す記事ありがとうございました。
嬉しいコメントありがとうございます
純粋にがんばってる人がつぶれがちな職場なのもあり自分なりにもがいてますが、いまの進み方を肯定していただけることがすごく励みになりますお互い自分をすり減らしすぎずやっていきましょう
めちゃくちゃ身に覚えがあるお話で胃を痛めながら泣いています。
おつさんがこの境地に至れたこと、そして言葉に残してくれたことに大感謝です。
わたしもこうありたい₍₍⁽⁽(ી(;▽;)ʃ)₎₎⁾⁾
あううう、あやせさん、調子はどうでしょうか?(´;ω;`)
がんばってギブしに行った結果のメンタル不調、やるせなさが強いと思いますが
ギブしがちな、察知しがちな、そういう自分の性質が搾取されがちな労働社会なんとかならんのかいと思っちゃいます
でも褒められるメンタルの時はセルフハグ、抱きしめ合いお互いを褒めたたえましょう!!!
たくさん!なんどでも!