面接練習でかけるだけ恥をかけ

はじめまして。キャリア迷子部屋のおつと申します。
簡単に自己紹介させてください。微スキルITエンジニアをやっているミドサーで、
事務系約3年⇒ITエンジニア約6年、短期離職、長期の無職転職活動、休職をたびたび経験しています。
直近でも休職し、多少元気になってきたところで転職活動を行い、まもなく転職します。
今回は転職活動の中でも面接について反面教師としてお話させてください。

わたしは面接が大大大大の苦手でして、面接で落ちまくって、
無職転職活動が毎回長引く理由のひとつとなっています。
大の苦手のくせに面接練習を避け続け、過去すべての就職・転職活動で苦戦しました。
(なんで在職中に転職先決めないの？という突っ込みはスルーさせてください)

面接練習を避けてきた理由としては以下の通りと考えています。
・人を頼るのが苦手
・自己開示したくない(自分の過去・内面を知られたくない)
・ダメ出しを受けたくない
・歪な方向にプライドが高い
・できない自分をさらしたくない
・そもそも面接練習で失敗したくない
・そもそも面接練習で恥をかきたくない

ほんと、ぽんこつを煮詰めた理由ですね・・・

さて、そんなわたしですが、今回転職するにあたり
休職中でばりばり元気ではないからこそ、
今度こそ自分に合う・理想に近い会社でキャリアを築きたい！と思い、
勇気をだしてまともに面接練習を受けることにしました。
結果、無事リファラルで内定・入社となりました。

下記の方々に上から順にご協力をいただきました。
①キャリアコーチ：自己開示・自己分析のコーチング、3回
→キャリアコーチとの面談は壁打ちして内省中心でした。
②直近の元上司：面接練習、2回
→元上司との面接練習がダメ出しの嵐で、メンタルえぐられました。
③キャリア迷子部屋さいとぅーさん：面接練習、1回
→さいとぅーさんとの練習は②元上司との練習成果もあってか比較的うまくいきました。

どうメンタルがえぐられたか聞いてください。
けっこう振り返ってもあそこまで元上司からダメ出しくらったの部下時代にもなかったし
終わってからも翌日も泣きたくなりました。

元上司からのダメ出しはすべて納得できる内容だったのですが、
ざっくりいうと、自信を失った状態でネガティブに思っていることをありのまま伝えすぎて、
そんなんじゃだめだ、のオンパレードでした。
アピールする気ある？？？と言われました。
(人事考課や1on1で元上司からはアピール下手を何度も指摘されていましたが
一番酷い出来だったようです)
わたしの過去の社会人人生そのもの、人格がだめとかいう話ではなく、
馬鹿正直に伝えすぎていて、自分が採用にマッチしているという売り込みではなく、
真逆のネガティブキャンペーンをやっている、との指摘が続きました。

3時間近く続き終わったときには、
ああ、、自分はなんてだめなやつなんだ、、、とがちでひとりでへこみました。
でも元上司からされたのはアピールになってないというダメ出しであって、
こんな風に聞こえるように、後続に関連するように、
脚色してみようよというアドバイスであって、
わたしの人格否定ではなかった！！というのをなんとか自覚して
これは転職うまくいってほしいから故の愛の鞭なんだ、
折れるなわたし！！とへこみながらも自分を鼓舞しました。

そして翌日夜、元上司と2回目の練習を迎えます。
始める前までダークサイドに落ちていましたが、なんとかリモートをつなぎました。
前日は都度ダメ出しでしたが2回目は途中ダメ出し挟まずぶっ通しでやりました。
終わってどきどき、、、今日はなにをどうつっこまれるのか、、、
元上司「全然よかったよ～～～！めちゃくちゃよくなってる～～～！」
ま、まじですかよかったああああ＞＜　心の中で号泣です＞＜

そしてさらに翌日夜、さいとぅーさんとの練習です。
面接官モードにさいとぅーさんが切り替わったのがわかって緊張のなかスタートしました。
～～～～～～～～～～～～～
出来栄え、どうだったろうか、、、元上司のおかげで練習前よりは改善されたと思うけど、、、
さいとぅーさん「普通によかったですよ～」
？！？！まじですか？！？！
もちろん難しい質問にはつっかえてしまったり、話がうまくまとまらなかったりしたのですが、
さいとぅーさんにひとつひとつの受け答え、流れにコメントをいただき、
いま出せる自分の姿で臨んでいいんだと、より一層納得感・自信がもてました。
(さいとぅーさん面接官としてもすごいし、その後のフィードバックもすごいし、、
何者ですか？！ありがとうございます！！)

そんなこんなで人生はじめてまともに練習をさせていただき、
数日後本命企業の面接に挑みました。
前半、テンプレ的な質問には練習と同じような調子で話せたと思います。
後半、採用にマッチすることのアピールを無視した話し方をしてしまったんじゃ？💦と感じました。
終わってみて手ごたえは正直微妙でした。

今回練習がどれくらい影響したかわかりませんが、
結果として本命企業から内定をいただき、間もなく入社を控えております。
仕事でも面接でも、失敗したり、できないで終わったりするのを
わたしはすごく怖がってしまいます。
今回の気づきとしては、失敗から逃げ回るよりも、
たくさん行動して失敗・不格好を繰り返したほうが、
結果として果実を得られる、ということです。
ましてや面接の練習なんて得るものしかない！！！！
むしろ失ったものあったっけ？？なかったよな！！！！

はじめてのこと、自信のないこと、苦手なことに突っ込んでいくのは
とても勇気がいるし、できない不格好な自分をさらしたくない、、
改善されつつあるけど、まだその考えが残っているわたしが
今回勇気を出して面接練習に挑んだことでまた少し前進できたかなと思います。
内定はもちろんうれしいけど面接練習逃げずにやれた自分もうれしいです。
このぽんこつエピソード読んでくれたひとに勇気をもってもらえればありがたいです。